こんにちは!
「逃げ腰の営業マン」ことナベです。
神経症(ノイローゼ)の中の一つ、強迫神経症(対人恐怖・確認・吃音・赤面・コミュ障)である私の見解です。
注意
・彼女がいる人
・結婚している人
上記の人は、対人恐怖ではないと思うので読まないで大丈夫です(^^;)
じゃ~、ナベさんは営業マンだから対人恐怖症ではないのでは?
否、仕方なく営業しています、もうすぐ止めますが。
一人で自営している保険代理店なので、「嫌な人・怖い人・偉そうな人」には営業しません。
お客さんを選んでいるので、対人でも何とか15年やってきました。
*先日、見込み客宅で「ナベさん お子さんは?」と聞かれました。
独身であることを告げると、その場が変な雰囲気になり、逃げるように帰りました(笑)
せっかく、契約いただけるチャンスなのにです。
対人恐怖症(小心者)を隠すために、時に「イイ人」になって他人からの攻撃されないようにしていました。
*イイ人の振りをすると大人は、普通攻撃してきません。
また、時にはカッコマンや腕利き営業マンを演じて、対人恐怖症がバレないようにしてもいました。
60代になり
やっと「対人恐怖でも小心者でも」かまはないと思えてきました。
この体験談(失敗談)はヤングの人には、役に立たないと思います。
でも、読んで共感してくれたらうれしいです。
対人恐怖を克服するために、本やセミナーを利用しました!
中学2年生頃から、対人恐怖症(小心者)だと思い始めました。
友人の結婚式のスピーチで、失敗してから対人恐怖(小心・あがり症・劣等感)を克服したいと強烈に思いました。
まず初めに読んだのが、青木先生の「心配性を治す本」でした。
体験談が参考になり、一時的には少し元気になりました。
もちろん、治りません、でも良い本です。
この本に書いてあった「森田療法を実践している発見会」という、自助グループに行ってみました。もう40年前の話です。
そこには大勢の人が居ました。参加者が順番に、自己紹介をする段取りでした。震えてしまいました。知ってたら来なかったのに(`´)

心の中で、人前が苦手だから来たのに、と叫びました。
自己紹介が終わると
君は「逃げてばかりだからダメなんだ」と言われてしまいました。
私の心の中では、なんだよ、それを直しに来たんだ(._.)
で、怖いので森田療法は止めました。
*しかし、また40年後に参加することになりました。
森田療法は、急いで治したい人には向いていません。
でも、一度は勉強してくださいね。
話し方教室に何か所も参加しました
大勢の人前で上がらずに、話しができれば対人恐怖が治ると考えました。
中学生の時に、何を言ってるか分からないと友人に指摘されました。原因は恥ずかしくて逃げ出したいからです。つまり、自分がしゃべると「私に視線が集まる」のが、耐えられなかったのです。
江川ひろし
の「500人の前でもしゃべれます。性格も変えれます」と言う謳い文句で、新宿の話し方センターに通いました。
そこでは、「話方の規則」を教えてくれました。でも、「人前での緊張とか上がり症」はカリキュラムにありませんでした。
だから、対人恐怖は治りませんでした。
地獄の特訓(管理者養成学校)の話し方コース
に参加しました。富士山の麓で、合宿して特訓を受けましたが、治りませんでした。
この他に、元NHKアナウンサーのレッスン・マンツーマン指導を受けました。しかし、相変わらず人前では緊張して、対人恐怖は良くなりませんでした。
もちろん、本を読んで自宅でも練習しました。話し方の基本を学んでも、緊張は治らないとだんだん分かりました(-“-)
他のメソッド
筋反射
プロセスワーク
名刺で割りばしを折る(イメトレ)
中村天風(夏の修練会3回参加)
EFT(タッピング)
呼吸法
自己催眠
鏡の法則
アドラーの勇気付
ハコミ
フォーカシング
レイキ
・・・・
たくさんやりました。
セミナーおたくになりました(笑)
*根性つけるために、火渡りもしました。
でも、対人恐怖には関係ありませんでした。はぁ~
催眠術・呼吸法・NLP等やりましたが、あまり・・・
あやしい外人のセミナーをホテルに泊まりこんで、受けたこともあります(NLP、高額でした)。
本も大量に読みました。はまったのは、「マーフィ理論とか潜在意識とか宇宙の力と自己催眠」関係の本です。
「セミナーに参加したり本を読んでいる時」は、治る希望がありました。
⇒でも、しょせん現実逃避でした。
シルバーマインドコントロール・TM瞑想(マハリシ)・・・・
このようなセミナーに参加する人(私)は、気が弱い人が多いです。だから主催者は儲かります。何故なら、私たち対人恐怖(小心者)は、効果がなくても文句を言えないからです。カモになってしまいます。
しかも、自分から探し出して罠に落ちます。
*オーム真理教に入らなくて良かったです。
彼の空中浮揚の写真を、町の電信柱に貼ってあるのを見ました。一瞬はスゴイと思いましたが、苦しそうでした。それに、空中浮揚ができたとしても、何の役にも立たないと思いました。
催眠術や呼吸法やNLPや自己啓発セミナー等の良いセミナーもあります。中には、上手く行く人もいます。でも、役に立ったものはありませんでした。
さいごに
63歳の今、やっと対人恐怖症(小心者)でも、かまわないと思えるようになりました。
もちろん、対人恐怖症(小心者)が治ったわけではありません。あまり、気にならなくなってきたのです。年を取ったせいでしょうか?
若い頃は、「私はあらゆる面で良くなる」とか「ありがとう・ありがとう・・・」と心の中で唱えていました。でも何も良くなりませんでした^^;
結局、楽な現実逃避をしていたんですね。
逃げ場がない今は、必死でこのブログを書いています。
昔、故小林正観さんに「必死」は、必ず死ぬことだ言われました。
逃げずに、その場所その場で必死に頑張れば、良かったと思います。だから、これから必死に生きます。
◆対人恐怖で悩んでいる人へ
たぶん対人は、一生治らないと思います。身もふたもないですが、「大金と時間」を使ってきた63歳の私はそう思います。

治すのを諦めて、今のその場所で今のままで、
踏ん張れば良いのじゃ。

裕さん、それができなんじゃて!
良くなりたいんじゃ!!

ナベちゃんは、生の欲望が強いの~
諦めろ、何とかなるぞ!
一所懸命やれば。