ある日突然、隣人から「ナベさん、屋根壊れているよ」と言われたらビックリしますよね。
屋根なのでスグに直さないと、家全体が傷むので「不安と恐怖」に襲われました。
古い家なので、壊れるのは仕方がないけど「修理のお金が無い~」
そんな時に、従兄から入った火災保険を思い出しました。
今回は、そんな屋根の修理代が火災保険で賄われた体験談をお伝えします。
参考になると、うれしいです。
火災保険で「風で壊れた屋根の修理代」が出ました!
火災保険って、火事じゃなくても風(風災)でも出るんですね。
火災保険に加入すると、風(雪・ヒョウ)による被害は基本補償に組み込まれています。
「風やヒョウや雪」が原因で、家や家財が損害を受けたら補償されます。
火災保険の風災補償が、受けられないのはどんなとき?
①建物の老朽化(経年劣化)。
建物が古くなったことが、原因の損害。
②保険金を請求しないで、3年以上も経ったとき。
3年の時効が過ぎても、請求できる場合もあります。
③保険料を安くするために、
契約時に「風災や家財」の補償をつけなかった場合。
火災保険の自己負担って何?
保険料を安くするための負担です(車両保険の免責と同じ考え方)。
自己負担には2種類(フランチャイズ方式とエクセス方式)あります。
①フランチャイズ方式
修理代が一定額(例えば20万円)に達しない場合は、保険金が出ません。
20万円を超えた場合には、損害を全額補償する方式のことをいいます。
つまり、199,999円の損害では、1円も出ません。
しかし、200,000円の損害だと、全額でます。
②エクセス方式
このれは被害額が199,999円でも保険金はでます。
例えば、5万円の事故負担額方式であれば、
20万円の被害額の場合、20万円-5万円=15万円
受取金額は15万円となります。

私んちは、上記の免責どちらもないので、その分保険料が高いです。
私が火災保険金をもらうまで(損害保険金の請求手続き)
2.会社から保険金請求書類が郵送されました。
3.屋根屋さんに「見積もり・図面・壊れた箇所の写真撮影」を依頼。
4.保険金請求書類と屋根の壊れた写真を、保険会社に送る。
5.見積もり・図面・修理中の写真を、保険会社に送る。
6.修理完了したことを保険会社に連絡。
7.見積もりと同額の保険金が振り込まれる。
8.屋根屋さんに、修理代を支払う。
*何故か?保険会社は現場調査をした形跡なし。
*何故か?保険会社から修理完了後の写真も要求されなかった。
↑見積もりと図面
↑工事中の屋根
悪徳業者に注意
私の体験談は2013年の出来事です。
今は、悪質な屋根屋の営業マンが訪問営業しているそうです。
このために、損害保険会社でも注意を呼び掛けています。
悪徳業者の手口
例1)先日の台風で屋根が壊れていますよ。
修理代は保険でおりますから、修理しませんか?
手続きは、こちらで全部やりますよ。
・・・・
↑こんな営業か来たら注意。
例2)職人風の人が突然の訪問
近くで屋根の修理をしている屋根屋です。
お宅の屋根が壊れてますよ。
ついでに、直します。安くしておきますよ。
・・・・
↑この手法は他の業者(ペンキ・リホーム等)もやってます。
*逆に保険契約者が保険会社を、だま・例
屋根屋さんに見積もりを2種類要求(値引き前・値引き後)を、依頼します。
値引き前の金額で、保険会社に請求する人がいるそうです。
(差額を儲ける?・・・)
私の場合は調査はないようでしたが、現在は厳しくなっているようです。
まとめ
私は生命保険の代理店ですが、損害保険のことは全く知識がありません。
従兄から火災保険に入ったので、相談できたので損しないで良かったです。
火災保険が屋根の修理まで、補償対象だとは気が付きませんでした(‘_’)